デパケンと降圧剤ODした話

デパケン、降圧剤ODは本当に地獄を見た。
少し多めに飲むくらいなら眠剤代わりになるけど普通にODするのは本当に地獄だった。


割とおぼろげな記憶から遡るその経過。

デパケンをODしようと決め、
徐放剤だから先に10tくらい普通に飲んで酒をいれた。
すこし時間が経ってから酒と一緒にデパケンを噛み砕いて飲み始めた。
途中で思い立って親の降圧剤をワンシート飲む。
その後またデパケンを飲みはじめた。
しかしその時点で薬をシートから出す手が震える震える。
力加減も分からなくなって薬を出すときに爪が剥がれて出血。
それに途中まで気付かなかった。
降圧剤後40t〜50tくらいで眠さが異常になり挫折。
意識はすっと落ちたがその後起きてからが地獄だった。

まず気持ち悪いし気持ち悪いし気持ち悪いし物凄い吐き気に襲われる。
体はだるく、手足は異常に冷え、しびれていて力が入らない。
やっとの思いで立ち上がって
トイレに駆け込み吐くと、透明な液体とともに赤い様なピンク色の様な塊が混ざっていた。
降圧剤の色も似たような色だったので身体の一部なのか降圧剤の残りなのかはわからなかった。

吐いたものの中に錠剤の形がわかるものは無く、ほぼ透明な液体。

胃の中に固形物は残っておらず、その後も吐くのは透明な液体のみだった。

そのままトイレに座り込んで意識を無くしたり吐いたりを繰り返し、なんとか立てるときに少し水を飲んだりした。
立ち上がるのは死ぬほど苦しかった。
その状態で15時間以上たったあと少し楽になりベットに帰り眠る。

次に目が覚めるとなんとも言えない吐き気、だるさはあるが、眠る前よりもずっと楽になっていた。
少し驚いたのは起きたとき鼻から少しの血の塊が出てきたこと。
私は物心ついてからというもの鼻血を出したことが全く無かった。
デパケンは副作用に出血しやすくなるというものがあるらしく、そのせいかもしれない。

そのあとも具合の悪さはずっとよくなっていたが寝たり起きたりを繰り返して過ごした。
頭はぼんやりして、立ち上がるとふらふらした。
眠るときは意識を失うように眠った。

24時間中18時間くらいは寝ていたように思う。
おそらく副作用の傾眠が出ていた。

それを3日程繰り返した辺りからやっと意識がはっきりするようになった。
段々と眠る時間が減って、徐々に回復を感じた。


1週間程たって、異常な眠さが無くなり、普通に過ごせるようになった。
しかしその後も、手足のしびれたような感覚の薄さは2週間ほど続いた。